みかもファミリー歯科の院長、美甘です❗️
今回は、「歯の構造と歯周組織②」です。
前回は「歯の構造」🦷についてお伝えしましたが、
今回は歯周組織についてのお話になります。
<歯周組織のイラスト>
このイラストを参考にしてもらえたらと思います。
歯周組織とは、「歯」の「周」りの「組織」のことです(そのままですね💦)
歯周組織は4つから成り立っています。
・歯肉(しにく)
口を開けたら見えるピンクの部分を「歯肉」といいます。
いわゆる「歯ぐき」の部分です。
健康な場合はピンク色ですが、歯周病などにかかると赤くなり、
喫煙をしていると茶〜黒色の色素が沈着します。
・歯槽骨(しそうこつ)
歯は、歯肉の上にあるのではなく、
骨の中から頭を出している状態です🦷
その歯がある骨を「歯槽骨」と言います。
歯肉は、歯槽骨の上に張り付いています。
・歯根膜(しこんまく)
歯と歯槽骨の間には、一層の線維があります(直接触れていません)。
この線維の部分を「歯根膜」といいます。
物を噛んだとき、歯根膜がクッションの役割をして
歯槽骨に負担がかからないようになっています🪶
・セメント質
歯根膜の線維が入っている、歯の根の表面にあります。
歯の表面にあるのですが、歯の周りの組織に分類されます。
歯周病の再生治療に深く関与してくる、重要な組織です❗️
以上が歯周組織になります。
今後は、これまで説明してきた、歯や歯周組織に起こってくる
病気についても紹介していけたらと思います🍀
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨